初代会頭 大里庄治郎氏NEWS&FAQ
大里庄治郎氏胸像を修復。銚子商工会議所１階大ホール入場口に配置しました。
平成２３年３月１１日の東日本大震災時に倒壊し、危険防止のため２階会頭室にありましたが戦中戦後の難局に立ち向かい、今日の銚子市ならびに銚子商工会議所の礎を築いた偉大なる先人に敬意を表するべく、改めて配置させて戴きました。なお、功績概要は以下のとおりです。（平成２６年１月）
大里庄治郎翁は明治十八年四月茨城県波崎町石橋源右衛門家に生れ長じて東京高等工業学校に学び卒業後大里家の養嗣子となり大正七年第十代庄治郎氏の後を継ぐ資性温厚篤実にして郷党の信望を集め夙に本市経済界の振興を企図し昭和十一年十二月本県に魁けて銚子商工会議所を創立推されて初代会頭となり敏腕を振われ引続き再選された時恰も第二次世界大戦に際会し本市経済界亦甚大なる影響を蒙ったがよく難局を切り抜け得た事は実に翁の指導の賜というべきである戦後再び会議所を興し昭和二十一年十二月三度会頭に選任され本市繁栄のため盡瘁されたが昭和二十八年六月七日二豎の冒すところとなり永眠せられた惟うに翁は十有六年の永きに亘り銚子商工会議所を主宰し地方財界の発展に寄與された功績は真に顕著である本会議所創立二十周年に際し衆議に依り茲に翁が縁の会館内に像を建立しその人徳と功績とを讃え永く後世に傳えんとするものである
昭和三十三年九月 銚子商工会議所
（原文・胸像台座側面に記載）
